紀勢本線の「パンダくろしお」が2編成に…2020年春以降は1編成の運用を固定化

12月から1編成が追加される「パンダくろしお」。デザインは既存の1編成と変わらない。
  • 12月から1編成が追加される「パンダくろしお」。デザインは既存の1編成と変わらない。

JR西日本は10月24日、京都~新宮間の特急『くろしお』で運用されている287系特急型直流電車をパンダ仕様にラッピングした「パンダくろしお」編成を1編成追加すると発表した。

「パンダくろしお」は、JR西日本発足30周年と和歌山県白浜町のアドベンチャーワールド開園40周年を記念して、2017年8月から「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」で運行を開始した。

追加される編成は12月に登場することになっており、2023年夏頃までの運行を予定している。2編成となることで、2019年12月と2020年1月に設定される一部の臨時『くろしお』を「パンダくろしお」編成で運行するほか、2020年春以降は1編成の運用を固定化し、定期『くろしお』1往復に充当するとしている。

なお、「パンダくろしお『Smileアドベンチャートレイン』」は当初、2019年11月までの運行を予定していたが、2020年8月頃まで延長されることになった。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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