高山自動車の少量生産スポーツカー『301S』…東京モーターショー2019

高山自動車 301S(東京モーターショー2019)
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高山自動車は東京モーターショーで、2人乗りスポーツカー『301S』を参考出品。2020年から99台限定の発売を予定しており、予約注文受付を10月25日より開始する。

高山自動車のブースには、製作途中のボディは外された301Sがエンジンむき出しの状態で展示されていた。全長3905mm×全幅1780mm×全高1225mmのボディはCFRPで製作され、車体重量は890kgだ。

高山自動車 301S(東京モーターショー2019)高山自動車 301S(東京モーターショー2019)
少量生産となるスポーツカーだが、「さまざまな制約がある日々を過ごす時代であればこそ、解放感を満喫していただいきたいという願いからオープンカーとして製作しました。運転席に座って自由な空間、自由な時間を満喫してください」と同社。

キットカー的な発想で製作されているため、シャーシやボディのみの販売も行う。シャーシは時速55kmでの正面衝突時の安全が確保できる解析結果を得られている。

ボディはクオリティーに課題を残しており、生産工法の見直しも含めて今後さらなるブラッシュアップが見込まれている。外観は製作途中のフロント部分だけ見ても、古き良き時代のスポーツカーを彷彿とさせるデザインだ。価格は598万円~。

高山自動車 301S(東京モーターショー2019)高山自動車 301S(東京モーターショー2019)
また同社は「日本でもイギリスのような少量自動車生産の作り手が増えてくれたら、さらに国内の少量自動車生産でも活気が生まれるのではないでしょうか」と話し、同じ志を持つ人とのコラボレーションも望んでいる。

1982年に創立し、東京都狛江市に拠点を置く高山自動車。通常の車両販売や整備を手がける一方で車両の研究開発にも意欲的だ。移動型店舗としても使用できるEVキッチンカー『マイクロフリーダ』も前回同様に出品されていた。

高山自動車 マイクロフリーダ(東京モーターショー2019)高山自動車 マイクロフリーダ(東京モーターショー2019)
全長2100mm×全幅1120mm×全高1980mm。停車時には全幅を2020mmにまで拡張することが可能。ナンバープレートの取得もできるため公道走行もOKだ。価格は498万円~。

《Hideyuki Gomibuchi》

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