ゼンリン、MaaS向け地図データベース「Mobility based Network」初公開へ…ITS世界会議2019

ゼンリン ブースイメージ
  • ゼンリン ブースイメージ

ゼンリンは、10月21日から25日まで開催される「第26回ITS世界会議シンガポール2019」に出展、MaaS向けソリューションとして地図データベース「Mobility based Network」を初公開する。

ゼンリンブースでは、MaaS社会実現に必要となる人々の「移動の可視化」を可能とし、モビリティとサービスの連携を高度化させる地図ソリューションを紹介する。

今回初公開するMobility based Networkは、MaaS時代に求められる位置情報・空間情報を最適化した地図データベースだ。鉄道・道路・歩行者ネットワークなどを1つの空間上に表現。あらゆるモビリティ用途に最適化された交通ネットワークにより、各モビリティの接続点となる交通結節点が一元的に共有できるようになる。

また、「ITS世界会議東京2013」で初公開し、2019年に量産化を実現した自動運転向け3次元高精度地図データベース「ZGM-AUTO」を新開発のビューアーでより視覚的に表現。日本全国の高速道路・自動車専用道の最新地図データベースを紹介する。

このほか、観光アプリ「WILLERS アプリ」における地図データの役割や、カカクコムの地域情報サイト「ちくわ。」と地図データの連携、東京大学柴崎研究室との地図データ活用による人流分析など、MaaSの社会実装への貢献に向けたゼンリンの取り組み事例を紹介する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集