カワサキ、トレイルアドベンチャービークル「TERYX KRX 1000」を北米市場に投入

カワサキ TERYX KRX 1000
  • カワサキ TERYX KRX 1000
  • カワサキ TERYX KRX 1000
  • カワサキ TERYX KRX 1000

川崎重工は、トレイルアドベンチャービークル「TERYX KRX 1000」を投入し、2020年モデルとして発売。2019年10月上旬より米国とカナダで順次販売を開始する。

近年、スポーツ用オフロード四輪は北米を中心に需要が増加し、今後も成長が期待できる市場となっている。新機種TERYX KRX 1000は、TERYXシリーズの中でも、新たに林道や岩場をはじめとするオフロード環境でのスポーツ走行に主眼を置いたトレイルアドベンチャーのためのモデル。TERYXシリーズで確立された強靭性、耐久性、信頼性を継承しながら、新開発のエンジンとフレームにより、優れた走行性能と高い快適性を実現している。

新開発の999cc水冷4ストローク並列2気筒DOHC 4バルブエンジンは、強力なパワーとトルクを生み出すとともに、CVTと自動遠心クラッチの組み合わせにより、扱いやすいエンジン特性を実現。また、電子制御の2WD/4WD切り替えシステムとフロントデフロックを採用し、路面状況や走行状況に応じて、走行中でも駆動方式やディファレンシャルギヤ固定/解放の選択を行うことができる。

車体は、フレームをROPS(ロールオーバープロテクションシステム:転倒時保護構造)と一体化した構造にすることで高剛性を実現。サスペンションは、高性能のショックアブソーバーユニットとロングタイプのサスペンションアームを組み合わせ、優れた路面追従性、悪路走破性を確保している。また、高さのあるドアとバケットシートを備えたキャビンは、快適な乗車空間を提供する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集