「燃料電池車、今後10年で1000万台に」菅原経産相が水素閣僚会議で提案[新聞ウオッチ]

トヨタの燃料電池自動車、ミライ
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  • 最後のザ・ビートル日本上陸
  • スバルWRX STI EJ20 Final Editionプロトタイプ

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

「目標」という言葉には「行動を進めるにあたって、『実現・達成』をめざす水準」という意味があるが、それにしても挑戦的な高い目標である。

関連技術にかかるコストが高いなどの理由で普及が遅れている水素エネルギーの利用拡大を目指し、主要国のエネルギー担当大臣らが議論する「水素閣僚会議」が東京都内で開催された。会議では、全世界で水素を利用して走行する燃料電池車(FCV)などの車両を、今後10年間で1000万台に増やすと同時に、水素ステーションを1万カ所整備することなどを盛り込んだ行動指針を採択したそうだ。

議長をつとめた菅原一秀経済産業相が世界目標を提案し、参加各国が同意したという。きょうの各紙も「燃料電池車1000万台、経産相提案、世界目標に」(日経)などのタイトルで報じている。それによると、会議は水素技術で先行しているとされる日本が提唱し、昨年10月に初めて開催。今回は2回目で、米国、オーストラリア、ノルウェー、オマーンなどのエネルギー担当大臣らが出席、35の国や国際機関の関係者が参加したという。

FCVは究極のエコカーとして脚光を浴びているが、世界での普及台数は数万台ていど。国内でもトヨタ自動車が世界に先駆けて『ミライ』を発売するなど話題を集めたが、普及台数は約3400台にとどまっているのが現状。

今回の行動指針では、燃料電池を載せたバス・トラック、船舶、航空機などの運輸分野で、高い水準の普及の世界目標を設定することで、水で関連の事業への企業の積極的な参画や、投資を呼び込む狙いがあるという。今から10年後のエコカーの未来の姿が興味深い。

2019年9月26日付

●日米貿易最終合意に署名、首脳会談年内にも発効(読売・1面)

●温暖化海面1.1メートル上昇、IPCC2100年予測、漁獲量最大24%減(読売・1面)

●最後のビートル日本に、80年の歴史に幕(読売・10面)

最後のザ・ビートル日本上陸●燃料電池車「10年で1000万台に」(朝日・9面)

●「走りのスバル」支え30年、エンジンの名機「EJ20」生産終了、最終限定モデル限定販売(産経・10面)スバルWRX STI EJ20 Final Editionプロトタイプ

●中国、自動運転に商用免許、武漢市、百度など3社に交付、5G活用(日経・15面)

●VW、根深い統治不全(日経・17面)

●訃報、辻源太郎氏・元トヨタ自動車副会長98歳(日経・43面)

《福田俊之》

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