トレック・ジャパンは、ボッシュ製最新ドライブユニット「パフォーマンスラインCX」を搭載した新型eMTB「レイル9.7」「パワーフライ5」を12月(予定)より発売する。
電動ドライブユニットを搭載したスポーツ用途の自転車「eBike」は、欧州を中心に人気を集め、その市場規模は213万台にまで拡大。eBikeの中でも近年注目されているタイプが、未舗装路を走行するMTBである「eMTB」だ。
新型eMTBは、ボッシュがMTB専用に開発したドライブユニット「パフォーマンスラインCX」を搭載する。マグネシウム材の使用と内部機構の新設計により25%の軽量化、48%の小型化を達成。複数の内蔵センサーにより機敏で75Nmの圧倒的なパワーをもたらす。またクランク軸周辺を中心に小型化した設計で、より高いフレームの設計自由度を実現している。
さらにeMTB用途に優れたアシストモード「eMTBモード」も搭載する。eMTBモードでは、ライダーの踏み込み力に応じた最適なアシスト力を瞬時に提供。狭い箇所でのターンや滑りやすい斜面の駆け上がりなどでも、過剰なモーターアシスト挙動もない。優れたトラクションコントロールと強力なモーターパワーで異次元のライディング体験を実現する。
レイル9.7は、トレックの最新テクノロジーを搭載したフルサスペンションタイプのプレミアムモデル。フレームやホイールに軽量カーボンを採用する。価格(税別)は79万円。パワーフライ5は、アップダウンの多いトレイルライドから都心のクルージングまでこなすハードテイルタイプのユーティリティモデル。価格は46万円。