新東名高速の工事難航、全線開通3年遅れの2023年度に[新聞ウォッチ]

新東名の開通区間
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  • フェルディナント・ピエヒ(1937-2019)
  • 相鉄バスの自動運転実験車両

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

「予定は未定」とは、よく言ったものである。東名高速道路の全線開通が当初予定していた2020年度から3年ほど遅れて、23年度になる見通しという。中日本高速道路が横浜市で開いた新東名の関係自治体を集めた連絡調整会議で明らかにしたもので、きょうの各紙が「新東名全線開通3年遅れ」などと報じている。

全線開通が遅れる理由としては「神奈川県内の工事区間で埋蔵文化財の調査に時間がかかっていることに加え、一部区間で用地取得が難航しているため」と伝えている。

日経などによると、秦野インターチェンジ(IC、神奈川県秦野市)~御殿場IC(静岡県御殿場市)間が3年ほど遅れるほか、伊勢原大山IC(神奈川県伊勢原市)~秦野ICが1年遅れるという。秦野IC~御殿場ICではのり面の崩落に伴い、工事のための進入ルートを見直したことなどが遅れの原因。伊勢原大山IC~秦野ICでは埋蔵文化財の調査で旧石器時代の遺跡が見つかり、追加調査が必要になったようだ。

新東名の伊勢原と御殿場の間の小山町付近には富士スピードウェイと直結するスマートインターチェンジが建設される予定で、目下、トヨタ自動車グループの東和不動産が「モータースポーツビレッジ(仮称)」を建設中。新東名の全線開通の遅れはこうした地域での再開発事業にも微妙に影響を与えそうだ。

2019年8月28日付

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フェルディナント・ピエヒ(1937-2019)●VW創業家一族ピエヒ氏が死去(読売・11面)

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《福田俊之》

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