コンチネンタル(Continental)は、9月にドイツで開催されるフランクフルトモーターショー2019(Frankfurt Motor Show)において、通信機能を備えたタイヤを初公開すると発表した。
コンチネンタルは、タイヤのトレッドにセンサーを組み込んだ。このセンサーは、トレッドの溝の深さや損傷の有無、タイヤの温度、空気圧に関する情報を送信することができる。コンチネンタルによると、将来的には、ホイールのリムにエアポンプが装備され、走行中でもタイヤの空気圧を調整することが可能になるという。
この新しいホイールとタイヤのコンセプトは、「Conti CARE」と呼ばれる。インターネットを介して、フリート管理システムと接続されている。コンチネンタルによると、その利点はほぼリアルタイムで情報を送信し、車両管理者の修理コストを節約し、車両のダウンタイムを削減できることにあるという。
コンチネンタルは、未来のロボタクシーは車両自らが、タイヤのメンテナンスを行うことができるようになる、としている。