メルセデスベンツ世界販売、Gクラス が新型効果で新記録 2019年上半期

メルセデスベンツ Gクラス 新型
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ダイムラー(Daimler)は、メルセデスベンツ乗用車の2019年上半期(1~6月)世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は119万5047台。前年同期比は4.7%減だった。

全販売台数119万5047台のうち、メルセデスベンツブランドは113万4729台を販売した。前年同期比は4.6%減とマイナスに転じている。

メルセデスベンツブランドの上半期の市場別実績では、欧州が45万7595台を販売。前年同期比は4%減と、2年連続で前年実績を下回った。このうち、地元ドイツは2.7%減の14万7351台を販売した。

また、米国は上半期、14万7396台にとどまり、前年同期比は7.2%減と引き続き落ち込む。アジア太平洋地域は47万8254台で、前年同期比は3.1%減と後退した。このうち、中国は34万4657台。前年同期比は1.3%増とプラスを維持した。

メルセデスベンツブランドの上半期実績では、『Aクラス』、『Bクラス』、『CLA』、『GLA』などのコンパクトカーが、31万3000台を販売した。前年同期比は4.2%増と、引き続き前年実績を上回った。『Cクラス』は20万6000台以上を売り上げたものの、前年同期比は1.8%減。『Cクラスステーションワゴン』は、前年同期比3.4%増と堅調だった。

またSUVは上半期、およそ36万7000台を販売。前年同期比は13.3%減とマイナスに転じた。そんな中、新型を投入した『Gクラス』は、上半期の販売新記録を打ち立てている。

メルセデスベンツ乗用車の2018年世界新車販売台数は、8年連続で年間販売の記録を更新する243万8987台で、前年比は0.6%増だった。

《森脇稔》

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