日野プロフィア、AIを活用した世界初のハイブリッドシステムを搭載

日野プロフィア ハイブリッド
  • 日野プロフィア ハイブリッド
  • システム作動イメージ
  • メーター内のマルチ インフォメーションディスプレイに 回生(充電)・アシスト(放電)などの状態を表示

日野自動車は、AIを活用した世界初のハイブリッドシステムを搭載した大型トラック、日野『プロフィア・ハイブリッド』を6月18日に発売する。

大型トラックは、高速道路での定速走行が中心で発進・停止の頻度が少ないことから、これまでハイブリッドには不向きとされていた。日野は、その質量の大きさゆえに下り坂での減速エネルギーが非常に大きいことに着目。3D地図情報などをもとにルート上の勾配を先読みし、AIが走行負荷を予測し最適なハイブリッド制御を行うという、世界初の技術を採用した新ハイブリッドシステムを開発した。

新ハイブリッドシステムでは、GPS等による自車位置情報と3D地図情報から、走行ルートの勾配を先読み。それをもとにAIが走行負荷を予測し、燃費の最適化及びバッテリーマネージメントを行う。下り坂では車両重量の大きさを活かし、大きな減速エネルギーを電力に変換し、大容量リチウムイオンバッテリーに充電する。平地では貯めた電力でモーター走行し、燃費を向上。登坂時はモーターとエンジンを使いパラレルハイブリッドとして走行する。さらに、一般路走行でも従来のハイブリッド技術に加え協調ブレーキシステムを採用することで、燃費向上と燃費バラツキの低減を実現。燃費は、重量車燃費基準値の4.04km/リットル(車両総重量20トン超~25トン以下)+17.5%の4.75km/リットルを達成した。

先進安全技術については、衝突被害軽減ブレーキ「PCS」や出会い頭事故の防止に貢献する「サイトアラウンドモニターシステム」などを標準装備。環境性能と安全性能を高次元で両立させている。

価格はフルキャブ、リヤエアサス、キャブ付シャシの車両総重量25トンが2275万0200円。また、デンソーや三菱重工サーマルシステムズと協力し、ハイブリッドシステムの電力を冷凍機の電源に活用した電動冷凍車「日野プロフィア クール ハイブリッド」を設定し、全車型に展開する。

《纐纈敏也@DAYS》

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