そのトヨタブースでもっとも興味深いモデルは、ステージ上に飾られた新型『スープラ』ではなく、ブースの脇にさりげなく置かれた1台のバンだ。近づいてみると、なんと噂の新型『ハイエース』。ただし名前はハイエースではなく、『コミューター』となっていた。
コミューターとは、日本のハイエースの仕様名としても使われている多人数乗用モデルのことで、タイでは「送迎やツアーシャトルとして使われる小さなバス」として驚くほどの頻度で見かける人気車種だ。その新型というわけである。
それしても実際に見る新型ハイエース/コミューターはとにかく大きい! 全長はなんと5915mm。6mに迫ろうかという大迫力だ。

窓には濃いスモークが貼られていたのでインテリアをチェックすることができなかったが、フィリピンで発表された新型ハイエースでは5列シート17人乗りが設定されているのでタイも同様の仕様となるだろう。
それにしても長い!