0-100km/h加速4.9秒を誇る俊足ワゴン、アウディ S4アバント[詳細画像]

アウディ S4アバント
  • アウディ S4アバント
  • アウディ S4アバント
  • アウディ S4アバント
  • アウディ S4アバント
  • アウディ S4アバント
  • アウディ S4アバント
  • アウディ S4アバント
  • アウディ S4アバント

アウディ『S4アバント』は、『A4アバント』の高性能スポーツバージョンとして位置付けられている。

搭載されるエンジンは、3リットルV型6気筒DOHC24Vインタークーラーターボで、出力は354ps、最大トルクは500Nmを発生。8速ティプトロニックとフルタイム四輪駆動システムのクワトロが組み合わされ、0-100km/h加速4.9秒を実現している。

このエンジンは、“Bサイクル”と呼ばれるアウディ独自の燃焼方式を採用しており、従来型に対しパワーとドライバビリティを大幅に向上させる一方で(パワーは15kW/21ps、トルクは60Nmアップ)、燃料消費も低く抑えられているという(JC08燃費は従来型の12.6km/Lから12.7km/Lに若干向上)。

同時に過給方式も、従来のスーパーチャージャーからターボチャージャーに代え、トルクとレスポンスを改善。シリンダーブロックをアルミ化するなどして、エンジン単体の重量を従来型比14kgも削減している。

通常走行時エンジントルクを前40:後60の割合で分配するクワトロシステムには、トルクベクタリング、リヤスポーツディファレンシャル(オプション)といったシステムやメカニズムを加えることで、トラクションと敏捷性をさらに最適化。前後ウィッシュボーン式のサスペンションは、Sモデル専用のスポーティなセッティングにより、車高を通常のA4より20mm低くなっている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集