この「BE-FIT AM for TOYOTA」には、先にも述べたようにBEWITHの高級スピーカーユニットである「Reference AM」をそのまま採用している。マグネシウムが持つ理想的な音響特性とアルミニウムならではの信頼性を兼ね備えた独自のAM(アルミ-マグネシウム)振動板を採用し、すでに世界各国で高い評価を受けているユニットでもある。同社がかたくなに守り続けてきた“すべてのスピーカーユニットに同じ振動板を用いる”という設計コンセプトも踏襲され、AM振動板をトゥイーターとミッドバスの双方に採用。そんな設計思想を通じて低域から高域までのハイレベルなつながりの良さを表現した。加えて注目したいのが能率の高さである。トレードイン取り付けで想定される内蔵アンプによるドライブで十分なサウンドを再現できるのも、その能率の高さ故だ。