ダイムラー、自動運転に関する新戦略を発表へ…CES 2019

ダイムラーは2015年、米国ネバダ州で世界初の自動運転トラックの公道テストを実施した
  • ダイムラーは2015年、米国ネバダ州で世界初の自動運転トラックの公道テストを実施した

ダイムラー(Daimler)は12月17日、米国ラスベガスで2019年1月に開催されるCES 2019において、トラックの自動運転に関する新戦略を発表すると公表した。

ダイムラーは2025年、自動運転技術を搭載するトラックの実用化を目指している。2014年には世界に先駆けて、自動運転機能を搭載したコンセプトモデル、メルセデスベンツ『フューチャートラック2025』を発表した。

2015年には、車体に搭載されるカメラやミリ波レーダーを用いて周囲の状況を検出し、運転操作を行う自動運転技術「ハイウェイパイロット」システムを発表した。2016年にはオランダ政府主導の自動運転トラックの隊列走行実験に参加し、ドイツとオランダの公道を大型トラック3台による隊列走行実証実験を行った。

また2015年には、米国ネバダ州でフレートライナーブランドの大型トレーラーが、世界初の自動運転トラックとして公道走行のナンバープレートを取得し、米国で初めて公道での自動運転トラックの隊列走行を実施した。米国の公道での自動運転車の隊列走行実験は、世界初の試みだった。

ダイムラーはCES 2019において、トラックの自動運転に関する新戦略を発表する。これは、自動運転の実現に向けた次なるステップになる予定だ。メディア関係者に、ラスベガスのテストコースにおいて、最新の自動運転車に試乗してもらう機会を設ける、としている。

《森脇稔》

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