ドゥカティは11月6日、イタリアで開幕した「ミラノモーターサイクルショー2018」(EICMA 2018)において、新型『ハイパーモタード950』(Ducati Hypermotard 950)をワールドプレミアした。
新型ハイパーモタード950は、現行の『ハイパーモタード939』の後継モデルとなる。デザインは一新されているが、ダートバイクに由来する独特の外観は、新型ハイパーモタード950でも健在だ。
新型ハイパーモタード950には、「テスタストレッタ11°」と呼ばれる937ccのL型2気筒ガソリンエンジンを継続搭載する。ただし、最大出力は110hpから114hpへ、4hp引き上げられた。ドゥカティによると、新型ハイパーモタード950は従来モデルに対して、重量が4kg軽くなっており、パワフルなエンジンと新電子制御システムの組み合わせが、スムーズなコントロールを可能にするという。
新型ハイパーモタード950には、上級仕様の「S」バージョンとして、『ハイパーモタード950S』を設定する。マルケジーニ製鍛造ホイール、クラッチレスシフトを可能にする「クイックシフトアップ&ダウンエボ」、オーリンズ製サスペンションなどを標準装備している。