ヤマハ発動機、SR400 8905台をリコール オイル漏れのおそれ

ヤマハSR400(2012年)
  • ヤマハSR400(2012年)
  • 改善箇所

ヤマハ発動機は10月10日、『SR400』のオイルホースに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2009年11月19日~2017年6月30日に製造された8905台。

オイルホースとオイルタンクとのナット締結部の締付けトルクの設定が不適切なため、締結部の締付けトルクが不足しているものがある。そのため、エンジンオイル循環経路の圧力変動等により締結部の気密性が損なわれ、そこからエンジンオイルが漏れるおそれがある。

改善措置として、全車両、ナットを新たに設定した締付けトルクで増し締めする。なお、締結部からエンジンオイルの漏れが認められた場合は、オイルホースを新品に交換し、ナットを新たに設定した締付けトルクで締め付ける。

不具合は91件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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