ニュータウンでの自動運転サービス、ビジネスモデルを実証へ 国交省

ニュータウンでの自動運転サービスの活用を検討
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国土交通省は10月5日、郊外住宅団地(ニュータウン)で自動運転サービスの社会実装に向けて実証調査を実施すると発表した。

1960年代から1970年代に大量に供給されたニュータウンにおける公共交通ネットワークとして自動運転サービスの社会実装に向けて将来求められる公共交通サービスイメージを検討し、自動運転サービスの導入による効果・課題を整理する。

実証は、地区内の複数の拠点や住宅をつなぐ移動や、端末交通としての短距離移動(自宅~バス停)サービス、端末交通として駅周辺など、短距離移動サービス、利用者ニーズに応じた柔軟なルート設定などで実施する予定。

これらによって自動運転を活用した公共交通サービスの導入に向けたビジネスモデルと事業性を調査するとともに、調査を元に、ニュータウンにおける自動運転サービスの社会実装に向けた技術的制約や技術的課題を整理する。また、短期実証調査による技術的制約、技術的課題、事業性なども検証する。

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実証調査の実施者を募集する。公募期間は11月5日まで。

《レスポンス編集部》

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