三菱自動車、新型アウトランダーPHEVの最新技術などを紹介予定…EVS31

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三菱自動車 ブースイメージ
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三菱自動車は、9月30日から10月3日まで神戸コンベンションセンターで開催される「第31回国際電気自動車シンポジウム・展示会(EVS31)」に出展し、新型『アウトランダーPHEV』に採用した技術などを紹介する。

EVSは、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、燃料電池自動車など、電動車両関連分野の研究発表や展示を行う世界最大のシンポジウム・展示会。北米、欧州、アジア太平洋の3地域で交互に開催されており、日本で開催されるのは、EVS13(1996年10月、大阪)、EVS22(2006年10月、横浜)に続く3回目、12年ぶりとなる。

三菱自動車ブースでは、アウトランダーPHEVの特長を実物展示やパネル解説によりわかりやすく紹介する。新型アウトランダーPHEVでは、新設計の駆動用バッテリーとエンジンを搭載し、モーターやジェネレーターの出力を向上させるなど、PHEVシステムの主要構成部品のうち約9割のコンポーネントを改良。大幅にアップデートしたPHEVシステムの実物展示と、その特長を解説する。また、ツインモーター4WDによる車両運動統合制御システム「S-AWC」をパネルにて解説。S-AWCでは、様々な路面状況でも安心してドライブを楽しめるように新たに2つのドライブモード「SNOW」、「SPORT」を追加設定している。

また三菱自動車は現在、東京電力HDを中心としたV2G(Vehicle to Grid)実証チームに参画。今回、同社岡崎製作所(愛知県)にて予定されている、複数台のV2G充放電器を設置し、電気自動車の蓄電池機能を活用して、電力系統の間で双方向の電力需給調整を行う実証実験の概要などをパネル解説する。

このほか、スマートスピーカー「Amazon Echo」「Google Home」とクルマが連携する機能を参考出品。今回はスマートスピーカーと自動車の連携機能として、ヘッドライトの点灯、車内の温度調節、ドアをロックする機能などのデモンストレーションを行う。

また主催者企画である最新電動車両の試乗体験コーナーでは、アウトランダーPHEVを用意。ツインモーター4WDによる力強い加速フィーリングと、S-AWC走行モードに新たに追加したSPORTモードによる軽快なハンドリングが体感できる。

《纐纈敏也@DAYS》

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