経営悪化のパイオニアをデンソーが支援? FA事業をデンソーに売却

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デンソーが買収する東北パイオニアEGのWebサイト
  • デンソーが買収する東北パイオニアEGのWebサイト
  • パイオニア・カロッツェリア「サイバーナビ」(参考画像)
  • デンソー(参考画像)

パイオニアとデンソーは、パイオニア子会社の東北パイオニアが所有するファクトリー・オートメーション(FA)事業を手がける東北パイオニアEGをデンソーが買収することで合意した。パイオニアとデンソーが7日、発表した。

パイオニアは自動車メーカー向け事業の収益悪化で業績が悪化しており、「継続企業の前提に疑義」が注記されており、経営再建を進める方針で、子会社の一部を売却して財務体質の改善を図る。

東北パイオニアEGは、自動化生産設備のシステムインテグレーターとして、自動車関連メーカー、電気・電子機器、医療、食品、半導体、ITなどのさまざまな産業に向けて、顧客ニーズに応じたFA生産システムを提供してきた。

パイオニアは主力事業であるカーエレクトロニクスに経営資源を集中するとともに、グループ各事業についてそれぞれの強みやカーエレクトロニクスとの親和性、収益性、成長性などを総合的に勘案、グループ全体で事業の選択と集中を推進している。グループ全体で事業の選択と集中を進める中、デンソーに対し東北パイオニアEGの全株式を譲渡することで、デンソー傘下でのFA事業の拡大が図れると判断したとしている。

一方のデンソーは、昨年策定した2025年長期構想で「FAシステムソリューション事業」を掲げた。世界130工場で自動化工程を導入してきたデンソーグループ内での経験と、FA生産システムを提供してきた東北パイオニアEGの産業全般にわたる実績は高い親和性があると判断、買収を決めた。

《レスポンス編集部》

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