ホンダの米国部門、アメリカンホンダは7月31日、『フィットEV』の顧客に対して、「ホンダ・スマートチャージ」プログラムを導入すると発表した。
EVなどの電動車の顧客は、通常、帰宅後に充電を行う。しかし、夕方の時間帯は、電力に対する需要が最も高い。ホンダ スマートチャージは、電気需要が低い時間帯や再生可能エネルギーの利用可能性が高い時間帯を選んで、フィットEVの充電を行う。
ホンダ・スマートチャージプログラムに参加するには、ユーザーは無料の「ホンダリンクEVアプリ」をダウンロード。スマートフォンで、希望の充電時間帯を選択する。
ホンダ・スマートチャージは、車両テレマティクスシステムと専用のソフトウェアプラットフォームを使用して、ドライバーのスケジュール、発電可能な再生可能エネルギーの量、発電所から排出されるCO2の量などを管理。顧客の希望する充電時間帯と照らし合わせながら、顧客の車両使用に影響を与えずに、車両をフル充電する。
ホンダ・スマートチャージは、まずはフィットEVに導入。今後、『クラリティ』シリーズなど、他の電動車にも拡大展開することを検討中、としている。