ボルグワーナー、電動車の燃費を最大8.5%向上…排熱回収システムを新開発

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ボルグワーナーが新開発した電動車向け排熱回収システム
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ボルグワーナー(BorgWarner)は7月30日、プラグインハイブリッド車(PHV)やハイブリッド車などの電動車向けに、燃費を最大8.5%向上させるソリューションを開発した、と発表した。

このソリューションは、新開発の排熱回収システム「EHRS」。通常は排気管を通して排出される排気ガスの熱を利用し、エンジン暖機時間を短縮して効率を高め、燃費を大きく向上させ、ガス排出量を大幅に低減させるという。

ボルグワーナーは、排気ガス再循環(EGR)システムに排熱リカバリーシステム(WHRS)を組み合わせ、EGRクーラーやバルブなどの熱伝達や排ガス後処理技術におけるノウハウも導入。EHRSを開発した。

EHRSは、排ガス内に蓄えられたエネルギーを使用することによって機械損失を低減。エンジンのコールドスタートの間、バルブが排ガスの流れを制御して熱交換器に誘導し、そこで排ガスの熱エネルギーが自動車のサブシステムにある流体を加熱する。

これにより、エンジン暖機が速まり、ガス排出量が低減され、燃費効率が改善。ボルグワーナーの低圧EGRバルブは、燃焼室内の温度を正確に制御し、エンジン効率と燃焼タイミングを改善。さらに、この技術によって、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOX)、粒子状物質(PM)が低減される、としている。
《森脇稔》

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