PSAグループの高級車ブランド、「DS」は7月12日、2018年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は3万1754台。前年同期比は14%増とプラスに転じた。
市場別では、欧州が回復。上半期は、2万8326台を売り上げた。前年同期比は25.1%増と、2桁増を達成する。
中国市場は後退。上半期の中国と東南アジア実績は、2049台。前年同期に対して35.1%減と、大幅なマイナス。中国でのDS車の販売は、2014年がピークで、前年に対しておよそ5倍の伸び。しかし、その後、中国経済の減速の影響を受けている。
中東とアフリカは上半期、前年同期比32%減の593台と減少傾向。南米は上半期、474台にとどまり、前年同期比は28.5%減と2桁のマイナス。
車種別の上半期実績では、『DS7クロスバック』が牽引。フランスではCセグメントプレミアムSUVカテゴリーで、販売首位の座を3か月維持している。
DSブランドの2017年の世界新車販売台数は、5万2860台。前年比は38.5%のマイナスだった。
クルマの購入については、車両の調達から定期点検、車検、各種税金の支払い、事故対応など、車両に関わる事の大半をパッケージ化…