JR西日本は7月12日、平成30年7月豪雨で被害を受けた山陰エリアにおける今後の運行計画を発表した。
7月12日現在、山陰エリアでは因美線用瀬(もちがせ)~智頭間、伯備線上石見~総社間、木次線出雲横田~備後落合間で不通が続いている。
このうち因美線では、同線を通過する京都~鳥取・倉吉間の特急『スーパーはくと』(智頭急行線経由)が、7月14日から京都~智頭間に限り運行を再開する。これに合わせて、不通区間を含む智頭駅~鳥取駅間では代行バスが運行される。
残る伯備線は1ヶ月以上、木次線は相当の期間、復旧までに要するとされており、木次線の不通区間ではタクシーによる代行輸送が行なわれることになっている。
このほか、平成30年7月豪雨関連では、JR九州筑肥線山本~伊万里間と肥薩線人吉~吉松間が7月12日始発から運行を再開しているが、肥薩線の特急や観光列車は運休が続いている。