アウディ A1スポーツバック 新型、部分自動運転も可能

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アウディA1スポーツバック新型
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アウディは6月20日、新型『A1スポーツバック』に最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載すると発表した。

新型A1スポーツバックはアウディブランドのエントリーモデルでありながら、上級車並みの先進運転支援システムを採用。先行車と適切な車間距離を保ちつつ、同一走行車線を維持し、駐車アシストを受けることもできる。車線逸脱警告システムは、65km/h以上で走行中にドライバーが車線を維持するのを支援。スピードリミッターも標準で、設定した速度を超えるとドライバーに警告を発する。

新型には、「アウディプレセンスフロント」を標準装備。システムのレーダーセンサーは、霧などで視界が悪くても、前方を走る車や道を横断する歩行者、自転車など、危険な状況を検知できる。そして危険性が高まると、ドライバーにアラート音および視覚的な警告を発する。同時にフルブレーキの準備を整え、衝突を防止もしくは衝撃の度合いを緩和するために、必要に応じて緊急自動ブレーキを作動させる。

オプションの「アウディプレセンスベーシック」では、乗員保護機能も必要に応じて作動。具体的には、フロントシートベルトを引き締め、ウィンドウを自動的に閉じ、ハザードライトを点滅させる。「アダプティブスピードアシスト」も、レーダーセンサーを活用したシステム。このシステムは、先行車との車間を自動的に調整。システム作動範囲は0~200km/h(欧州のMT仕様では30km/h以上)で、一定の条件下では渋滞時に自動的なストップ&ゴーを行う。

新型では、駐車をより容易にするためさまざまなシステムを用意。リアパーキングシステムに加えて、今回初めてリアビューカメラが装備された。システムのフロント超音波センサーは、車両前方にある物体を検知して、音と表示で警告を発する。パークアシストシステムは駐車時にステアリングを自動的に操舵。新しいバージョンでは、必要に応じて何度か切り返しをしつつ、前向きでの並列駐車を行うことが可能。また縦列駐車スペースからの退出時にも操舵をサポートする、としている。

《森脇稔》

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