瀋陽に本拠地を置く自動車メーカー華晨汽車集団は、4月25日から5月4日まで中国にて開催された北京モーターショー2018において、同社の商用車ブランド金杯ブースにおいて『新海獅』を展示した。華晨汽車といえば、BMWとの合弁企業である華晨宝馬汽車があり、中国専売の『3シリーズ ロング』などを現地生産していることで知られている。そんな華晨汽車が持つ商用車ブランド金杯には、国内で頻繁に目にする商用車の定番トヨタ『ハイエース』にそっくりな『海獅』という車種が存在する。コピー品にしては、似過ぎなレベルであるこの海獅だが、ナゼここまでそっくりなのか。それもそのはずで、実はこの海獅はコピー車ではなく、れっきとしたトヨタ ハイエースのライセンス生産車なのだ。一部のグレードでAT車が設定されているが、ほぼMT仕様の海獅。通常ルーフの金杯海獅シリーズのほかに、ハイルーフ仕様の金杯大海獅シリーズがラインナップされている。なかには、日本で発売されている『ハイエース コミューター』を更にストレッチした、全長5990mm、最大定員18名に及ぶハイエースコミューターロングまがいの『大海獅LL』などという車種も存在するというのだから驚きだ。価格は、金杯海獅シリーズの『新海獅』(一般的なハイエースにあたる)で、現地価格約9万元。日本円に換算すると約160万円程。最大定員の大海獅LLでは、約20万元。日本円で約350万円程だ。
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