VWが工場でセンサージャケット導入へ…ロボットを効率的にトレーニング

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VWがセンサージャケットを導入し、産業用ロボットを効率的にトレーニング
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フォルクスワーゲンは、ドイツのロボット開発のスタートアップ企業、ワンデルボット(Wandelbots)と提携を結び、人間とロボットの協業を目指す新しい合弁会社を設立した、と発表した。

ワンデルボットは、衣類にさまざまなセンサーやアクチュエータが装着された「センサージャケット」を開発。センサーは人間の動きをリアルタイムで検出し、アクチュエータが触覚フィードバックを提供する。

フォルクスワーゲンは、このジャケットをドイツ・ドレスデン工場の従業員向けに導入する計画。センサーデータは、ロボットを制御するソフトウェアプログラムに無線で送信される仕組み。センサージャケットを装着した従業員が、ドレスデン工場の産業用ロボットを効率的にトレーニングすることを目指す。

フォルクスワーゲンは、ドレスデン工場で生産する『ゴルフ』のEVの組み立てや物流、メンテナンスなどを担当する従業員に、このセンサージャケットを導入していく。

《森脇稔》

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