ボルボを傘下に抱える中国の吉利ホールディンググループ(以下、ジーリー)の新ブランド、「LYNK & CO」。初のハッチバックとなる『04』市販型プロトタイプを初めてカメラが捉えた。SUVである『01』から始まったブランド展開は勢いが止まらない。
フォルクスワーゲン『ゴルフ』に対抗すべく誕生する「04」は、セダンの『03』より実用性が高められたコンパクトハッチバックだ。「03」のデザイン哲学を継承したフロントマスクを持ち、スポーティなテールライトにツインエキゾーストパイプを装備している。
ジーリーは、傘下のボルボ『XC40』に採用されている小型専用プラットフォーム「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)を流用し開発を進める。パワートレインもボルボ製の1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーと2リットル直列4気筒ターボチャージャーのラインアップが予想されているが、EVやPHEVモデルの投入も可能性が高いだろう。
「04」の発売時期は未定ながら、ジーリーは2020年までに毎年2つのモデルを投入する計画を発表している。