NTTドコモ、トラック専用カーナビアプリをオートモーティブワールド2018で初公開

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オートモーティブワールド2018 NTTドコモブース
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NTTドコモは1月17日に東京ビッグサイトで開幕したオートモーティブワールド2018で、パイオニアと共同開発したトラック専用カーナビアプリ「ドコモ ドライブネットfor トラック」を初公開した。

ドコモ ドライブネットfor トラックは、NTTドコモが同じくパイオニアと共同開発し2010年4月から提供を開始している一般ユーザー向けのドコモ ドライブネットをベースに、車幅、車高、重量、危険物の積載有無などをもとに、最適なルート情報を提示する専用アプリとなっている。

NTドコモコネクティッドカービジネス推進室の野口尚哉主査は「画面の構成や見ためのUI、デザインイン含めてドライブネットと基本的には一緒になっているが、車両サイズなどの各種情報をあらかじめセットすれば、これらの条件を考慮したルートを案内してくれる」と紹介。

その上で「当然、登録した車幅より狭い道は提示しないし、事故危険地点や(時速30kmの速度規制を実施している生活道路など)ゾーン30などの各種情報を地図上に表示することでドライバーは余裕をもって運転できるため企業リスクとなる事故の軽減に役立つ」と強調した。

大型トラック向けアプリはナビタイムがすでに先行しているが、野口氏は「カーナビ本来の役割であるルート案内はコンシューマーだけでなく法人でも精度が求められる。コンシューマー向けに実績のあるパイオニアのルート探索エンジンを活用していることが強みになる」と述べた。

現在、月額使用料の設定やリリースのタイミングの調整を続けているという。野口氏は「ターゲットとしては中堅、中小もしくはそれ以下の台数を抱えている運輸、運送業者の方々。現場に足を運んで状況を聞くと、やはりコストはかけられない。それが経験の浅いドライバーにとっても運転の時に役立つものが月額使用料だけで、まかなえるというのは中堅、中小のみなさまに喜んで頂けるという感触をもっている」と話していた。

《小松哲也》

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