メルセデスベンツは12月22日、新型『シターロ・ハイブリッド』の連接バスの量産第一号車がドイツ・マンハイム工場からラインオフした、と発表した。
同車はメルセデスベンツの主力大型路線バス、「シターロ」の最新モデルの連接バスがベースのハイブリッド車。シターロは1998年に生産開始。以来、およそ5万台が販売されている。2006年に第二世代に切り替わり、2011年にモデルチェンジしたのが現行モデル。
ボデーバリエーションは市場のニーズに合わせて、基本仕様の全長12mのシターロ、全長10.5mの「シターロK」、全長15m3軸車の「シターロL」、全長18mの3軸連節バス「シターロG」、そして全長20mの4軸連節バス「シターロGL」がある。
今回、新型シターロ・ハイブリッドの連接バスの量産第一号車がドイツ・マンハイム工場からラインオフ。エンジンとトランスミッションの間に、電動モーターをレイアウト。48Vのマイルドハイブリッドとなっており、加速時などにモーターがエンジンをアシストする。
量産第一号車を含めた5台は、ドイツ・シュトゥットガルトのバス会社が導入。メルセデスベンツは、新型シターロ・ハイブリッドは、最大8.5%の省燃費を実現する、としている。