フォルクスワーゲングループのモビリティサービスの新会社、「MOIA」は12月5日、世界初の電動ライドシェアカーを発表した。MOIAはドイツ・ベルリンに本拠を置く。スタートアップ精神に基づいて、迅速かつ俊敏な対応力で事業を推進できる独立法人として設立された。モビリティサービスは、フォルクスワーゲングループが、パワートレインの電動化などと並んで重視する事業。将来、大きな収益の柱に育つことを見込む。そのMOIAが今回発表したのが、世界初の電動ライドシェアカー。ライドシェア向けに専用開発され、最大6名の乗車が可能なミニバンタイプのEV。インテリアは独立した座席を備え、後席乗員にゆとりのレッグルームを提供する。シートには、照度調整が可能な読書灯やUSBポートなどを装備。車内では、高速Wi-Fi通信も利用可能。荷物はドライバーの横の広々としたスペースに積み込める。また、1回の充電での航続は、およそ300km。バッテリーの80%の容量なら、充電は30分で完了する。まずは2018年末、ドイツ・ハンブルクで運用を開始する予定。電動ライドシェアカーの普及によって2025年までに、渋滞や排ガスの多い欧米の主要都市において、100万台の車を減らすことを目指している。
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