BMWは10月28日、米国ラスベガスで10月31日に開幕するSEMAショー2017において、新型『M5』の「Mパフォーマンスパーツ」を初公開すると発表した。
新型M5には、最新世代の4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボを搭載。最大出力は600hp/5600~6700rpm、最大トルクは76.5kgm/1800~5600rpm。トランスミッションは8速の「Mステップトロニック」。駆動方式は、先代の2WD(FR)から、4WDの「M xDrive」に変更。通常状態では、FRを基本にしながら、路面状況や走行状態に応じて、4WDに変化する。このM xDriveはDSCをオフにした場合、走行モードは4WD、4WDスポーツ、2WDの3種類が選択可能。後輪には、アクティブMディファレンシャルが組み込まれる。
新型M5の動力性能は、0~100km/h加速が3.4秒、最高速が250km/h(リミッター作動)。オプションのMドライバーパッケージでは、リミッターが解除され、最高速は305km/hに到達する。
SEMAショー2017で初公開されるのが、新型M5のMパフォーマンスパーツ。Mパフォーマンスパーツは、BMWの純正用品の新シリーズ。BMWの子会社、BMW・M社が、BMW主力車のスポーツ性能を引き上げる目的で用意したアイテム群を指す。
新型M5のMパフォーマンスパーツでは、エアロダイナミクスの向上をはじめ、サスペンションなど足回りを強化するアイテムがラインナップされる予定。新型M5に、さらなる高性能を求める顧客の需要に応えていく。