【東京モーターショー2017】F1チャレンジ40周年を記念しルノースポールをフィーチャー

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ルノー・メガーヌRS
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  • 東京モーターショー2017ルノーブース
  • ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏(右)とルノー・スポールカーズジェネラルマネージャーのパトリス・ラティ氏

ルノー・ジャポンは1977年にルノーがF1にチャレンジを開始し、40周年を迎えたたことを記念し、東京モーターショーブースのテーマをルノー・スポールとし、ルノー・スポール系モデルのみの展示とした。

1977年、ルノーはモータースポーツの最高峰であるF1に参戦。当時、自然吸気があたり前だったが、ルノーはターボエンジンを搭載したマシンでチャレンジを開始した。「最初はうまくいかなかったが、チームの強いパッションでこれを支え、1979年、3年目にして初勝利を獲得した」と当時を振り返るのはルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏。それから40年、ルノーはF1にチャレンジし続けている。その間に数多くのタイトルを手中に収めてきた。

さて、ルノー・ジャポンは、ルノーブランドをしっかりと根付かせ成長させるために、「ルノーの2つのパッションに特化、集中して日本に伝えている」と大極氏。そのひとつはフレンチタッチのデザインだ。そしてもうひとつはモータースポーツへのパッションである。「この2つのパッションを商品だけではなく、全てのカスタマータッチポイントでお客様に伝えている」とし、その結果、「9月の販売で昨年1年間の販売実績を超え、8年連続で対前年比の販売増を続けることが出来た」という。その成長の要因のひとつは「ルノースポールモデルであることに間違いはない」と述べる。

今回会場には、デビューしたばかりの『メガーヌGT』や、『トゥインゴGT』、『ルーテシアRS』を展示。さらに、フランクフルトショー2017でデビューした「メガーヌRS」をドイツに次いで世界で2番目に公開した。

その理由は、ルノースポールにとって、世界で5番目に位置する市場で、非常に重要視しているからだ。ルノー・スポールカーズのトップ、ジェネラルマネージャーのパトリス・ラティ氏は、「特にメガーヌRSはフランスとドイツに次ぐ最も多くの台数を売っているモデルてもあり、鈴鹿サーキットでは、記憶に残る卓越したラップタイムを記録してきた」とし、あらゆる意味で、重要市場であることを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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