BMWグループは10月24日、中国に初となる電動車両用のバッテリー工場を開業した。
このバッテリー工場は、中国の遼寧省の瀋陽市に立地。BMWグループの中国におけるパートナー、華晨中国汽車(ブリリアンスチャイナ)との合弁工場になる。
同工場で生産されるバッテリーは、『5シリーズセダン』のプラグインハイブリッド車(PHV)に搭載される予定。その後、『X3』のPHVへの拡大展開も計画している。
BMWグループは2025年までに、BMWとMINIの両ブランドの電動パワートレイン搭載車のグローバル販売比率を、15~25%へ高める電動化戦略を掲げる。中国初のバッテリー工場がこの戦略において、重要な役割を担うことになる。