ルノーと日産自動車は9月28日、スタートアップ企業を支援するプログラム、「CityMaker」において、スタートアップ9社を選出した、と発表した。
CityMakerには、ルノーや日産だけでなく、パリ市、RCI銀行など、合計7のパートナーが参画。アーバンモビリティソリューションをテストし、柔軟で持続可能な都市のモビリティへの移行を加速させるのが狙い。10か月に及ぶオープンイノベーションプログラムとなる。
急速な都市化は、交通ネットワークの効率性を含めて、都市や住民に複数の問題を提起。そこでCityMakersでは、パートナーとともに、EVとそのインフラの普及など輸送関連の課題に取り組むために、9チームのスタートアップを選出した。
選ばれた9社のスタートアップは、カーシェアリング、コネクティビティ、EVおよびそのインフラ、人工知能(AI)などに関するモビリティソリューションを提案した。
今後はパリ市内において、各スタートアップがプログラムの実験を3か月間実施。スタートアップとパートナーの共同作業の結果は、2018年1月25日に発表される予定。