【フランクフルトモーターショー2017】VW「I.D. CROZZ」、進化版を公開予定…自動運転EV市販へ

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フォルクスワーゲンI.D. CROZZの進化版のイメージスケッチ
  • フォルクスワーゲンI.D. CROZZの進化版のイメージスケッチ

フォルクスワーゲンは9月6日、ドイツで9月12日に開幕するフランクフルトモーターショー2017において、コンセプトカーの『I.D. CROZZ』の進化版を初公開すると発表した。

I.D. CROZZは2017年4月、中国で開催された上海モーターショー2017でワールドプレミア。I.D. CROZZは、フォルクスワーゲンの次世代EVを提示したコンセプトカー。SUVとクーペのデザインを併せ持ったクロスオーバーEVとなる。

EVパワートレインのモーターは、最大出力306hp。最高速は180km/h。1回の充電で最大500kmを走行できる。急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの容量の80%をおよそ30分で充電可能。またI.D. CROZZには、完全自動運転モードとして、「I.D. Pilot」を装備。ステアリングホイールのVWバッジを3秒間押せば、完全自動運転モードで走行できる。

フランクフルトモーターショー2017では、I.D. CROZZの進化版が初公開される予定。フォルクスワーゲンによると、市販を意識したデザインの変更を、内外装に施すという。

具体的には、外観は前後マスクを見直し、ルーフはハイグロスブラック仕上げに変更。インテリアは、EVパワートレインを小型化し、リチウムイオンバッテリーを床下に収めることで、独立した4座席を備えたラウンジのようなオープンスペースを生み出す。なお、フォルクスワーゲンは、I.D. CROZZの進化版のイメージスケッチを1点、公開している。

《森脇稔》

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