気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2017年8月25日付
●ゆうパック100~200円値上げ、来年3月、宅配ロッカー拡充(読売・1面)
●ドンキと資本提携合意、ユニー・ファミマ、一部スーパーを転換へ(朝日・8面)
●自動車用の鋼材値下がり見通し、17年上半期(朝日・8面)
●ホンダジェット世界一、小型機分野、17年上期に24機出荷(朝日・9面)
●日本勢が経営主導、半導体、東芝、WDと交渉加速(毎日・1面)
●マツダ「アクセラ」改良、全自動ブレーキ搭載(毎日・6面)
●パナ100周年へ家電新製品、共稼ぎの三種の神器なるか(毎日・6面)
●タカタ買収予定のKSS社長が退任(産経・8面)
●ベンツ「Eクラス」にPHV(産経・8面)
●燃料電池車、水素充でん拠点拡大後押し、経産省、規制緩和へ検討会(産経・9面)
●東京五輪へ直下地震に備え、高速補強・無電柱化、帰宅困難対策(東京・1面)
●製油所再編で競争力、経産省、高収益品増産促す(日経・1面)
ひとくちコメント
ヤマト運輸や佐川急便に次いで、日本郵便の宅配便「ゆうパック」も、個人向け料金について、2018年3月から荷物一つあたり、100~200円程度値上げする方針を固めたという。サイズが大きい荷物ほど値上げ額が大きく、平均では約1割の値上げになる見通しで、きょうの読売が1面準トップなどで報じている。
それによると、日本郵便の「ゆうパック」も値上げに踏み切る理由として「人手不足が深刻化する中、人件費などがかさんで荷物を運んでももうけが出にくい悪循環に陥っているためだ」としている。ゆうパックは2015年8月にも料金を平均4.8%値上げしており、わずか2年半で再び値上げするとみられる。
ゆうパックの取り扱い個数は、インターネット通販の利用拡大を背景に増加が続き、2016年度の取り扱い個数は前年度9.1%増の約6億3242万個だったという。
宅配業界は、ヤマト運輸が10月1日から140~180円、佐川急便も11月21日から60~230円ほど宅配料金を値上げする予定で、2018年3月にも日本郵便が追随することで、宅配便大手3社がわずか半年の間にそろって値上げすることになりそうだ。