アウディ R8スパイダー に最強の「V10プラス」…610馬力に強化

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アウディR8スパイダーV10プラス
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ドイツの高級車メーカー、アウディは6月14日、『R8スパイダーV10プラス』を発表した。

同車は、「R8」のオープンモデル、「R8スパイダー」の頂点に位置する高性能グレード。ミッドシップに搭載されるのは、自然吸気の直噴5.2リットルV型10気筒ガソリン「FSI」エンジン。最大出力は610hp、最大トルクは57.1kgmを発生する。

これは、「R8スパイダーV10 5.2FSIクワトロ」の最大出力540hp、最大トルク55.1kgmに対して、70hp、2kgmの上乗せ。アウディによると、同社の量産エンジンとしては、最もパワフルという。

トランスミッションは7速Sトロニック。駆動方式は4WDのクワトロ。R8 スパイダー V10プラスは、0‐100km/h加速3.3秒、最高速328km/hの性能を発揮する。R8スパイダーV10 5.2FSIクワトロとの比較では、0‐100km/h加速は0.3秒短縮され、最高速は10km/h伸びた。アウディのオープンモデルで、最速のパフォーマンスを実現する。

専用のバケットシートなどには、軽量なカーボンファイバー素材を使用。ブレーキはセラミック。エクスクルーシブデザインパッケージとして、専用のグリーンのボディカラーが設定されている。

《森脇稔》

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