マツダは6月1日、『RX-8』に関するリコール(回収・無償修理)を、国土交通省に届け出た。
今回のリコールは、フロントサスペンションの不具合が原因。ロアアームのボールジョイントの製造工程が不適切なため、ボールジョイントソケット部に亀裂が発生しているものがある。
そのため、走行中に大きな衝撃が加わると、ボールジョイントソケット部からボールジョイントが外れ、最悪の場合、走行不能に陥るおそれがある。
リコールの対象となるのは、1万2984台。2003年2月14日から2004年5月7日までに生産された車両が、リコールに該当する。
不具合は24件起きたが、事故は発生していない。市場からの情報により判明した。マツダは、「全車両、ロアアーム一式を対策品に交換する」と説明している。