【三菱ふそう エアロクィーン/エアロエース 改良新型】ラクでシンプル…競合セレガとの違い

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三菱ふそうトラック・バスは、観光・路線向け大型バス『エアロクィーン』『エアロエース』の新型を発表。外観は従来版とほぼ変わらないが、「中身はまったく新しい」と担当者はアピールする。

売りは、国内大型観光バス初の新型8速AMT「ShiftPilot」や、コンパクト化した直列6気筒7.7リットル軽量エンジン、衝突被害軽減ブレーキのバージョンアップ版「ABA3」(アクティブ・ブレーキ・アシスト)、運転注意力モニター「MDAS-3(エムダススリー)」を進化させたアクティブ・アテンション・アシストなど。

「安全性、経済性、快適性を過不足なくバランスよく整え、乗客・ドライバー・経営陣のそれぞれにアドバンテージを感じてもらえるはず」と担当者。

「前年度の販売実績は、スーパーハイデッカータイプのエアロクィーンと、ハイデッカーのエアロエースの合計で年間1200台。ことしも同規模の販売をめざす。前年実績でみると、路線と観光の割合は、半々。エアロエースが8割、エアロクィーンが2割というシェア。そのなかでも、トイレつきが2割、トイレなしが8割を占める」

◆事業者がエアロエースを選ぶ理由

競合車種に日野『セレガ』などがあるが、「ほとんどセレガで揃えていた事業者が、エアロエースに移行した会社もあった」と担当者はいう。その理由について、操作性と快適性をあげ、こうコメントした。


「ユーザーの声を聞いていると、『運転していて疲れない』『運転しやすい』『疲れがぜんぜん違う』という話を多く聞く。今回は、その操作性や快適性に、経済性も加え、さらに扱いやすくした」

担当者がアピールする操作性のひとつに、新型8速機械式自動トランスミッション「ShiftPilot(シフトパイロット)」がある。従来、座席左側に設置された変速用MTシフトをやめ、コラムシフトから延びるマルチファンクションレバーに変速機能を集約。レバーには、シンプルな「D」「N」「R」の3レンジに、オート「A」、マニュアル「M」のスイッチが並ぶ。パドルシフトに似たマニュアル変速もできる。

◆操作も導入検討もシンプルに

乾式クラッチを備えた ShiftPilot には、一般的なAT車のようなクリープ走行機能や、坂道発進などで役立つヒルホルダー機能なども追加され、「ドライバーの負担軽減、ストレス軽減に貢献する機能。変速ショックなどもおさえ、乗客の快適性も向上させた」という。

また、機器類のレイアウトも大幅に見直し。担当者は「排ガス規制にかかわるところで、マフラーの熱を逃してやるレイアウトが求められた。そこで機器類の配置をすべて見直した結果、ホイールベースが95mm短くなった」とも話していた。

インテリアに目を向けると、シートラインナップの豊富さをアピールするコーナーがあった。「これまでは、事業者の志向にまかせて、シートやカラー、生地などは他社製を外注するという流れがあった。これからは、自社製品で完結できるよう、コスト的なメリットも訴求できるよう、シートのラインナップも大幅に増やした。導入検討から納品までのステップもシンプルになるはず」とも話していた。

《大野雅人》

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