国交相、神奈川東部方面線の計画変更を認定…開業時期の再変更が確定

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神奈川東部方面線の新横浜駅の工事現場。JR駅の北側地下に設けられる。
  • 神奈川東部方面線の新横浜駅の工事現場。JR駅の北側地下に設けられる。
  • 神奈川東部方面線を構成する相鉄・JR直通線(青)と相鉄・東急直通線(赤)。相鉄・JR直通線は2019年度下期、相鉄・東急直通線は2022年度下期に開業する予定だ。

国土交通省の関東運輸局は3月13日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)、相模鉄道(相鉄)、東京急行電鉄(東急)の3者が申請していた神奈川東部方面線の速達性向上計画の変更を認定したと発表した。開業時期の再変更が正式に確定した。

神奈川東部方面線は、相鉄本線の西谷駅(横浜市保土ケ谷区)から東急東横線の日吉駅(港北区)までを結ぶ、全長約12.7kmの工事線。西谷駅~横浜羽沢駅付近接続点間の相鉄・JR直通線と、横浜羽沢駅付近~日吉間の相鉄・東急直通線で構成される。

当初は相鉄・JR直通線が2015年4月、相鉄・東急直通線が2019年4月に開業する予定だった。工事の難航などを受け、2013年4月には相鉄・JR直通線の開業時期が2018年度内に変更された。

さらに2016年8月、3者は「当初想定よりも地質が軟弱」などとし、相鉄・JR直通線は2019年度下期、相鉄・東急直通線は2022年度下期に再変更すると発表。今年2月13日に速達性向上計画の変更を申請していた。

《草町義和》

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