F1シーズン開幕まで1カ月となった27日、スペインのカタロニアサーキットでプレシーズンテストが始まった。
現地時間の午前9時(日本時間17時)からコースオープンとなると、各車が続々とコースイン。今年は開幕までにテストができるのは8日間しかないため、それぞれが積極的にデータ収集などを行なっている模様だ。
昨年のチャンピオンチームであるメルセデスは、午前中がバルテリ・ボッタス、午後にルイス・ハミルトンが担当するというスケジュール。レッドブルはダニエル・リチャルド、フェラーリはセバスチャン・ベッテルが乗り込みテストを開始している。
フォース・インディアはセルジオ・ペレス、ウィリアムズは急きょ現役復帰が決まったフェリペ・マッサが初日を担当する。注目のマクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソがマシンに乗り込んでいるが、1周のチェックラップを終えて以降は、周回を重ねられていない。
今年は車両レギュレーションが大幅に変わり、ラップタイムも大幅に上がるといわれている。セッションが開始して間もないが、早速ボッタスが1分23秒370、ベッテルが1分23秒560をマーク。昨年の同時期に行われた時の同じようなタイムを記録している。
各チームとも、まだまだマシンの動作チェックやデータ収集がメインで、本格的なペースアップはこれからになると思われるが、果たしてどんなタイムが出てくるのか。開幕前から注目が集まっている。