米国新車販売乗用車、2位にホンダ シビック 上昇 2016年

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ホンダ・シビックセダン新型
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2016年の新車販売が、前年比0.4%増の1755万0351台となり、7年連続で前年実績を上回った米国。車名別の上位10モデルが明らかになり、フォードモーターのフォード『Fシリーズ』が、35年連続で首位となった。

このランキングは、各社の発表したデータを元に作成したもの。米国では乗用車とライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)という2つのカテゴリーがあるが、その両カテゴリーを合わせて、ベスト10を集計した。

2016年の米国新車販売の上位10車は以下の通り。( )内は対前年比

1:フォードFシリーズ 82万0799台(5.2%増)
2:シボレー・シルバラード57万4876台(4.3%減)
3:ラム・ピックアップ 48万9418台(8.7%増)
4:トヨタ・カムリ 38万8616台(9.5%減)
5:ホンダ・シビック 36万6927台(9.4%増)
6:トヨタ・カローラ 36万0483台(0.8%減)
7:ホンダCR-V 35万7335台(3.4%増)
8:トヨタRAV4 35万2139台(11.6%増)
9:ホンダ・アコード 34万5225台(2.9%減)
10:日産ローグ 32万9904台(14.9%増)

フォードモーターの大型ピックアップトラック、フォードFシリーズが35年連続で第1位。ピックアップトラック部門では、40年連続でナンバーワンという強さを発揮した。同車は「F-150」「F-250」「F-350」など多彩なバリエーションを誇るだけに、ナンバーワンは当然の結果ともいえる。それでも、2位のGMのシボレー『シルバラード』に、およそ25万台の差をつけての首位は、まさに貫禄。

乗用車で最も販売台数が多かったのは、4位のトヨタ『カムリ』で、順位は2015年と同じ。前年比は9.5%減とマイナスに転じた。

一方、カムリと並ぶホンダのベストセラー乗用車、『アコード』は2015年の6位から、2016年は9位に後退。代わって、日本導入も決まった『シビック』が、前年の8位から上昇し、カムリに次ぐ5位につけた。乗用車では2位となる。

また、米国市場でのSUV販売好調を受けて、2015年10位のトヨタ『RAV4』が、2016年は8位に浮上。日産車では、前年9位の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)に代わって、2016年は『ローグ』(日本名:『エクストレイル』)がベスト10内に入っている。

《森脇稔》

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