【オートモーティブワールド2017】バッテリー残量の正確な把握、高効率回生を追求…リニアテクノロジー

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リニアテクノロジー(オートモーティブワールド2017)
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「ハイブリッド車や電気自動車は、電池残量を正確に把握することが課題」と伝えるリニアテクノロジーは、ICあたり12セルまで監視可能なバッテリマネジメントシステムを提案。マルチセルバッテリーモニターICなどによる開発コスト・部品コスト削減をアピールした。

HVやEVのバッテリまわりは、セル電圧計測精度の向上、電池モジュール容量のリカバリーなどが課題とされていた。同社は複数のセルを同時監視でき、測定誤差±1.2mVの高精度、ISO26262に準じたマルチセルバッテリーモニターICを開発。「このICにより、高精度計測が実現し、EV走行距離を改善、電池コストと質量の両方を削減できる」。

同社はまた、エネルギー回生システム向けソリューションも提案。同期整流方式による高効率化を図った高効率コンバーターLTC3871を中心としたソリューションも来場者に説明。HVやEVは、モーターによる制動力(エネルギー回生)と油圧による制動力の両方でクルマを止めるが、このコントローラーによって、ISG・蓄電デバイス・高電圧対応電装品と、12Vバッテリー・12V製品などの双方向昇降圧を実現させるという。

《レスポンス編集部》

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