明治時代のレンガ高架橋、保存と撤去…6年経った新橋駅改良工事

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改良工事がすすむJR新橋駅
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「汽笛一声新橋をはや我汽車は離れたり♪」 1日平均乗車人員26万人が利用するJR新橋駅(東京都港区)は、改良工事が始まってからちょうど6年が経った。駅の風景を一変させた“1枚屋根”が出現し、古レールのホーム屋根や、レンガ高架橋などの撤去もすすむ。

東側(汐留シオサイト側)から1・2番ホームに東海道線、3・4番に山手・京浜東北線 品川方面、5・6番に同秋葉原方面、地下1・2番に横須賀線の電車が発着する。

2010年から続く改良工事は、バリアフリー設備整備工事、耐震対策工事、駅構内の混雑緩和工事の3つ。もともと新橋駅は、地上階に品川寄りの烏森改札と、秋葉原寄りの日比谷・銀座改札があるが、地上階でこの南北の改札口は結ばれてなく、「コンコースが南北に分断され、かつ狭隘なことによる混雑が課題だった。駅構内のレイアウトを変更、南北コンコースを結ぶ改札内コンコースを新設、混雑緩和を図る」(駅員)。

また、新橋駅を含む高架区間は、東海道線が鉄筋コンクリート造、山手・京浜東北線が1909(明治42)年のレンガ造。レンガ造の桁の一部は、耐震対策として、レンガを撤去し鉄骨鉄筋コンクリート構造に改築。明治期のレンガ造のアーチも一部で消滅することに。

有楽町・新橋のガード下の風景は、保存する部分もある。京浜東北線(北行)のレンガ造アーチなどは、内巻きコンクリートで耐震補強を施し、「景観に配慮し歴史的構造物であるレンガ高架橋の保存を図る」。

高い位置に架けられた“1枚屋根”で、既存のホーム屋根が撤去された東海道線ホームは、頭上の圧迫感がやわらいだ。山手・京浜東北線ホームなどには古レールで組まれた屋根や架線柱もまだ残っているが「これらもいずれ撤去する」という。
《大野雅人》

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