タニタは「国際物流総合展2016」に手間のかからないアルコール検知器「FC-900」を展示。12月15日からレンタルサービスを開始する。
タニタと言えば、体重計や体組成計、食堂などが有名な企業だが、アルコール検知器についても定評があり、2000年の発売開始以来、累計で100万台以上販売してきた。
「ただ、これまで販売してきたアルコール検知器の価格が高いという声があったので、今回新たなものを開発し、価格も半分にしました」と同社関係者は話す。
これまでのものは3万8000円と5万円だったが、それを1万5000円と2万円のレンタルにした。計れる回数はそれぞれ500回と2000回で、年間契約も可能だ。また、自動継続レンタルシステムに契約すると、1年後に自動的に交換器が届くようになっている。
もちろんアルコール検知器の精度は折り紙付きで、誤認知が少なく、0.001mg/Lまで計測できるようになっている。「タクシー会社やバス会社、運送業者をターゲットに精力的にPRしていきたい」と同社関係者は話し、先行予約をすると、1万5000円が1万2000円、2万円が1万5000円になるそうだ。