トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは6月20日、市販燃料電池車、『MIRAI』(ミライ)のノルウェー第一号車を納車した。
トヨタは2015年10月、MIRAIの欧州第一号車を、英国の顧客に引き渡し。以降、デンマーク、ドイツ、ベルギーでMIRAIを納車してきた。
今回、MIRAIは欧州5か国目として、ノルウェーで第一号車を引き渡し。現地のガソリンスタンドチェーン大手、「Uno-X」の水素ステーション運営企業、「Uno-X Hydrogen」に、納車された。
Uno-X Hydrogenは2020年までに、ノルウェー国内で水素ステーションを20か所、整備する計画。ノルウェー政府も2025年までに、燃料電池車5万台の販売を目指す。
納車式において、MIRAIのキーを受け取ったUno-X HydrogenのRoger Hertzenbergマネージングディレクターは、「ゼロエミッションのMIRAIの納車に大変興奮している。燃料電池車が真の代替燃料車として受け入れられるよう、努力していく」とコメントしている。