ヨーロッパのハーレー乗りが一堂に会する公式ビッグイベントの1つ「ユーロフェスティバル」が4月28日~5月1日、南フランス・サントロペにて開催された。10回目を迎える今回は、3万台のバイクが地中海沿いのビーチリゾートに集結した。
ライブイベントや試乗会、カスタムバイクショーなどで海岸沿いのイベントスペースも大いに賑わったが、バイクと人で溢れかえったのは会場のみならず街全体。フランス南部プロヴァンス地方にある人口5700人ほどの静かな高級リゾートが、ライダーだらけの週末を迎え、まさにフェスティバル=お祭り騒ぎとなった。
熱狂に包まれたメイン会場には、ハーレーの最新ダークカスタムがディスプレイされたほか、イタリアやフランスのH-Dディーラーがブースをならべ、独自のカスタムを展示。H.O.G.会員が利用できる「Harley Bar」や、さまざまなライダーズアイテムやカスタムパーツが売られるショッピングスペースなど、1日中歩き回っても飽き足らない内容で、来場しているバイクもハーレーに限らず、なんでもウェルカムの様子だ。
終焉を迎えた日曜日にはおよそ2500台が参加したパレードが行われ、その集団はサントロペの狭い石畳のストリートを流した後にゴール地点となるメイン会場へ流れ込んだ。
ヨーロッパではこのイベントを皮切りに、アイルランドやスロベニア、ドイツ、ノルウェー、ロシア、チェコ、オーストリアと9月まで、ハーレーダビッドソンが主催する大規模なラリーイベントが続いていく。
そして日本でも今週末、国内最大のハーレーダビッドソン・オフィシャルイベントが開催される。「BLUE SKY HEAVEN」だ。18回目となる今年は5月21日~22日の2日間、富士スピードウェイにておこなわれ、入場券はローソンチケットやチケットぴあ、H-D正規ディーラーで購入できる。