ヤナセオートモーティブは5月14日、東京都文京区に「アウディ文京」を開設した。ヤナセオートモーティブとしては14番め、また都内の店舗としては5か所めの拠点となる。
ヤナセオートモーティブの豊田吉晴社長は同日の開所式で「アウディ文京の担当エリアとなる文京、台東、荒川区内でメルセデスベンツ、BMW、アウディのプレミアム・スリーの昨年の登録台数は854台で、このうちアウディは152台でシェアが17.8%。一方、全国でのシェアは20.8%で、このエリアはちょっと伸び悩んでいる部分がある。アウディ文京の開設を機に17.8%を一日も早く20.8%にし、年間販売300台という目標に向かって頑張りたい」と述べた。
また来賓を代表してあいさつしたアウディ ジャパンの斎藤徹社長は「東京は私どもにとって一番大事なマーケットで、台数を伸ばす上で重要という意味もあるが、あわせて東京は日本で最も競争の厳しいエリアであるので、情報発信基地でもある。まさに私どもの実力値が試される。それだけにアウディ文京には是非とも頑張って頂きたい」とエールを贈った。
8台展示できるショールームを備えたアウディ文京は、アウディの都市型店舗CIデザインを採用し、このうち外観は採光性に優れたガラスのファサードで構成。また内観はホワイトとグレーのモノトーン調で統一し、アウディブランドの世界観を表現している。