多数あるMINIバリエーションの中でもノーマルMINIに次ぐ人気を誇る、『カントリーマン』(日本名:クロスオーバー)のハイパフォーマンスモデル、「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」次期型がニュルブルクリンク北コースに姿を見せた。今回捕捉に成功したプロトタイプの特徴は、長らく隠されていた細部が露出している点だろう。ヘッドライトのアウトライン、フロントバンパー左右のエアインテークのデザイン、リアゲートに食い込むリアコンビランプのデザインなどが明らかになっている。次期型ではBMWの新型『X1』と同じ「UKL」プラットフォームを採用し、ホイールベースや全幅が延長され、ボディがMINI史上最大と噂されている反面、車高が低く設定されている点も現行モデルとの大きな違いとなっている。パワーユニットは228psを発揮する2リットル直列4気筒ターボを搭載、ワールドプレミアは2017年春頃の可能性が高い。