イタリアのホイールメーカーOZは、今年創立45周年を迎える。それを記念したアニバーサリーパーティが5月11日、麻布十番のELE Tokyoで、ゲストやメディア関係者を招いて開催された。
1971年1月に、北イタリアヴェネト州の片田舎のガソリンステーションで働いていた若者二人の手によって世に送り出された、ミニクーパー用のホイールその名も「Mini」がOZのホイールの歴史のスタートである。以降「ウィニングスタイル」というスローガンのもと、数々のモータースポーツへもサプライヤーとして参戦。そこで常に挑戦し、数々の勝利の上に成長を遂げ、今日に至る。
その中でも、ランボルギーニ『カウンタック』や『ディアブロ』、さらにはブガッティ『ヴェイロン』の標準装着ホイールのサプライヤーにもなり、その名声は今や世界中の車好きを魅了するものになっている。
オーゼットジャパンの内山代表は「奇しくも自分と同い年のオーゼットには運命的なものを感じる。昨年からはイタリアのスタッフも日本に駐在、日本で暮らしている。今までとは違う体制、動きでモータースポーツへのさらなるシェアも獲得をめざしていきたい」と抱負を語った。
会場では、OZ第1号モデル「Mini」のデザインモチーフを踏襲しながらもモダンレトロを盛り込んだ45周年記念モデル「Anniversary 45」もお披露目された。センターキャップには初代のブランドマークもリバイバルされた特別なモデルだ。「次の45年に向けてさらなる挑戦をしていきたい」とその意気込みも込められた記念モデルとなっている。
また、会場には特別ゲストとしてHuman Beatboxer DaIchiと、2014年のレッドブルブレイクダンスで準優勝したTaisukeによるコラボレーションが披露され、会場を沸かせた。